当社は創業80年、長く家づくりをしていると、家と同じく歳を重ねたお客様から「建てる前に欲しかった〇〇部屋だったけど今は誰も使わなくて」といった声をよく聞きます。
その第1位、実は子供部屋なんです。
知ってました?
とはいっても家づくりは家族ができてから考えるようになる方がほとんど。大事な子供たちの将来を考えると、家づくりに子供部屋は欠かせません。そこで今回は、当社でおすすめしている 子供部屋の代わりにプランに入れたい工夫 を3つご紹介します。
将来子供たちは大人になるという大前提
『あれほど子供たちのためを思ってプランに入れてもらったのに・・・』という親の願いとは裏腹に思ったほど使われない子供部屋。その理由はなぜかと考えると、子供たちのライフスタイルが浮かびあがります。
- 子どもは、リビングダイニングで過ごす時間がほとんどである
- お友達が来た時はパパママの目の届くところで遊ばせたい
- 子どもは、小さい頃は個室は不要で、将来自立すると部屋が再び不要になる
- 子どもより、親の方がその家で過ごす期間が長い
- 余裕を持って2室、3室作ったものの、実際部屋数が余ってしまった
どうでしょうか。なんとなく「なるほど!」と感じませんか。子供たちが使う子供部屋の寿命は比較して短いのです。
そこで、藤岡工務店の設計スタッフは次のような 「子供部屋」がなくても子育てがしやすい環境が作れるポイント を提案しています。あわせて、パパママが将来再び2人暮らしになった時に過ごしやすいプランになります。
子供が過ごす空間づくり3つのポイント
1. 子供部屋の代わりに、階段上がった2階のホールを広めに取る
2. リビングに子どもが勉強できるスペースを確保しておく
3.子供部屋を作るなら可動間仕切りを設置し、最大2室になるような1部屋を作る。
これで、お子さんのライフスタイルに合わせた家の使い方ができますし、パパママの目が届く範囲で、安心してお子さんの成長が感じられる空間が手に入ります。ぜひ参考になさってください。